中古のインディバ機器を購入する際の注意点!【ニセモノ多数!!】

【2022年1月加筆修正済み メルカリにニセモノのインディバがでまわっているため注意喚起です】

インディバの機器を自分でも買いたい!

でも高いから、できれば中古で欲しい・・

 

このような相談はよく受けます。

当社でも実際に6台あるER45のうち、1台は中古(どこかのサロンさんで購入したがあまり使用しなかったため売りに出されたそう)で買いました。

 

ですが、この「インディバの中古機器の購入」の際に、絶対に注意して欲しい点があります。

 

中古インディバのネットでの購入にご注意!

 

メルカリやヤフオクなどのオークションサイトや、美容商材の店でたまにインディバ機器が出品されているのを見かけますが、

インターネット上でのインディバ 機器の購入は注意が必要です。

2022年1月現在、わたしがチェックした限りでは、
大半の出品機器がニセモノでした。

インディバが他の高周波機器と大きくちがう秘密は、使用している周波数にあります。

0,448mHzという大変にピンポイントな出力の周波数を安全にかつ安定して透過しつづけることができるため
これほどの影響を人体に与え続けることができるのですが、
これは他社に真似できるものではありません。

ましてや筐体を本物そっくりに作り、ロゴまでパクっている時点で
単なる悪質なパチモンです。

そこでこのページでは

  • 中古市場でインディバ機器の本物・ニセモノを見極める方法
  • サポート終了済みの機種の購入について
  • 中古インディバは買ってはいけないのか?
  • 消耗品購入や修理はどうするの?

を簡単にご説明いたします。

 

中古市場でインディバ機器の本物・ニセモノを見極める方法

機器についているシリアルナンバーを確認する

まずいちばんてっとり早いのは、筐体の側面に貼ってある「シリアルナンバー」を確認することです。

このシリアルナンバーのシールは、わたしが以前インディバジャパンに聞いた話ですと
1台ごとに振り当てられており、ナンバーを照会することで
その機器の所有者の情報から、過去の修理やメンテナンスのデータも
代理店の方で管理しているとのこと。

実際にわたしも7台所有しているため、シリアルナンバーで台ごとの保証期間やメンテナンスを管理してもらっています。

このシールは筐体を開くと破れてしまうような材質でできていて、
シールが破れていたり シール自体がないものに関しては保証の対象外になるとのこと。

このシリアルナンバーはもしかしたら日本の代理店で管理しているものかもしれませんので
ワンチャン海外で購入したインディバ機器だったらシリアルがついてないという言い訳もあるかもしれませんが
その場合は当然日本でのサポートがないため、故障した場合どうするのってことになります。

相当にレアなケースでない限り、ER45・ER42を海外で購入して日本で所有するケースはありません。
まず海外は200Vで日本は100Vですからね、電圧からして調整が必要。

そして、海外で販売しているインディバの方がね、日本より高いところが多いんです。ER機は。

ですので、海外で購入して日本で売る意味がないです。

メルカリとかで「海外製品なので(スペイン製なので間違ってはないけど)国内製品と形が違います」などと適当なことを書いている出品者もいましたので、念のためお伝えしておきます。

 

付属品のデザイン・保証書・説明書を確認する

これも前述と一緒で、ニセモノのインディバもどきは通電をするためのエレクトロード(黒や金属の円形のもの)・電極板(背中などに当てる通電用の板)・ホルダー(エレクトロードをとりつけるコード)などのデザインが本物と違っているケースがほとんどです。

こちらもインディバジャパンに念のため確認をとりましたが、付属品は全世界共通とのこと。

モデルチェンジ前のデザインは少し違っておりましたが、それもひと目見れば分かります。

また、機器購入時に保証書や説明書も当然ついてきますので、それも確認したほうがいいでしょう

シリアルナンバーがあれば保証書自体はなくても問題ないですが。

 

サポート終了済みの機種の購入について

 

これもオークションサイトでよくみかけるのですが、現在のER機の前のMD機(青とかグレーの機体でデカいやつ)を販売しているケースです。

MD機はインディバ史に革命をもたらした素晴らしい機種なのですが、

残念ながら何年も前にインディバジャパンの方で完全にサポートを終了してしまっており

配線関係の消耗部品の販売と修理を受けてもらえなくなってしまっています。

そして現在オークションに出されているMD機を確認したところ、ほとんどはコード類が全く付属されておらず、「本体のみ」という形で売られています。

コード類は現在まだ販売中のER42・45機、ER100・200機とは差込口が違うので、
本体だけあってもどうにもならないんですね・・
いくらインディバマニアのわたしでも、さすがにMD機のあの25kgのをインテリアには買えないです・・

ちなみに、ER45・ER42もあと6年ほどでサポートを終了するとのこと。

そう簡単には壊れませんので、コード類だけストックがあれば
サポート終了後も5年くらいは問題ないのではと思います。(本体に異常がなければ)

 

中古インディバは買ってはいけないの?

インディバ機器自体はそこらのエステ機器と違い、大変に安定した丈夫な機器です。

わたしが2008年に購入した初号機は、14年目となったいまも
7台あるなかで最もわたしが愛用している箱です。

これだけ使い倒して、とくに大きなトラブルに見舞われることなく
実に快適に元をとりつづけています。

ですので、元の所有者がきちんと手入れをされて丁寧に使う方であれば
中古で購入すること自体は何も問題はないと思います。

まずは見ためで、普段からきちんと手入れをされているのかを確認すること、

いつ購入して保証期間があとどれくらいあるのかを確認すること

エレクトロードやホルダー等の付属品がどれくらい揃っているのかを確認すること
(付属品はいま相当に値上がりしてしまいました。自分で揃えると大変!)

そして、かならず正規代理店のインディバジャパンか、あるいは販売する側と直接連絡をとって確認することです。

たまに掘り出しものあり★

勢いで買っちゃったものの、難しくて使いこなせず
結局あまり使わないまま何年も放置・・

じつはこれ、よくあるんです!!

自宅用に買ったけど使わなかった、
サロンオーナーがスタッフにやらせるために買ったけど、だれも使えずに結局放置
個人サロンを開業したけどいろいろあって1〜2年で終了・・

といった感じで、たいして使用してないまま売りにだされるインディバ機器もけっこうあります!

こればかりは縁とかタイミングですね、祈りましょう。

 

 

消耗品購入や修理はどうするの?

インディバ本社はスペイン・バルセロナなので、
直接連絡をとる方法も不可能ではないと思いますが

国内の代理店を通したほうがスムーズかとは思います。

その場合、シリアルナンバーで所有者情報が管理されているので
「名義変更」(11万円もする!!!!)をすれば
購入した機器自体の保証期間も引き継がれ(新規購入日より8年間)
期間内の修理やメンテナンスも保証の範囲内で受けられます。
保証期間がすぎたあとは通常価格になりますが、それでも修理等はしてもらえます。

また、消耗品や付属品の購入も 名義の方にしか販売をしてくれないので
購入費用にこちらの名義変更の代金も見積もって考えておく方が無難ですね。

ちなみに通電クリームなどの消耗品や付属品類は、「会員価格」と「非会員価格」がありまして
年間1万円(1,1万円かな?)ほどの友の会かなにかの会費を支払うと「会員価格」で購入できる模様。

銀座イヌディバで中古インディバ売買します!

長々とお読みいただきありがとうございます。

さて、つらつらとニセモノ台の見分け方など書き連ねましたが
結局わたしはひと目見ればそんなのわかりますし
オークションサイトに高い仲介料とられるわりに相手に直接きちんと確認をとれるわけでもないので
それだったら当店で売りたい人から買い取り、
買いたい人に販売すればいいかなと考えております。

その間に代理店も通し、メンテナンスをしてもらい
名義変更もしてもらう。

さらに、インディバ施術スクールも
「プロ育成コース」
「2daysコース」
「術後ケアコース」
のなかから必要なコースを受けられる、

という形で販売しようと思います。

 

現在インディバの新機種はかなり値段があがってしまったため、中古を探している方は多く

当店にもしょっちゅう問い合わせが来ます。

新台の方も当店経由の購入だと少し割安になるため(20万円ほどやすくなる)
新台の場合でしたらすぐご案内できるのですが
中古台に関しては、誰かから買い取りできたらという感じになります。

ですので、中古台購入希望の場合は早めにご連絡いただき
希望の機種が見つかり次第ご連絡を差し上げる形になります。

数名待ちがある場合もございますので、そこはご了承ください。

 

2022年はエステ業界にとっても大きく変わっていく年だと思います。

止むを得ず売りに出すことになるかたもいれば、
新しくサロンをはじめようとされるかたもたくさんいることでしょう。

いずれも遠慮なくご相談くださいませ。