ボトックス注射後のインディバトリートメントについて。
「小顔にする」
「しわを目立たなくする」
「辛い肩こりを楽にする」
など、手軽にお悩みや症状を改善できるボトックス注射は相変わらず人気ですが
当店にはよく
「ボトックス注射が効き過ぎて変になってしまった、
つらいのでインディバでききめを早くなくして欲しい」
という方がいらっしゃいます。
今回は、この
『インディバでボトックス注射の効果をなくせるのか?』
について、
当店での施術データなどによるご説明をさせていただきます。
インディバトリートメントのボトックス注射への影響
先に結論から申し上げますと、
インディバでボトックスの効果が変わることはないです。
まず、ボトックスとは
ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質の一種で、
筋肉を動かすための神経伝達物質「アセチルコリン」の分泌を阻害することで
一時的に筋肉を麻痺させるというものです。
インディバの高周波は、あくまで生体細胞がより正常に動けるように
活性化を働きかける役割ですので
このように薬などで強制的に細胞に影響を与えているものに対して
特別な効果を発揮するものではありません。
ボトックス注射をした箇所へのインディバ施術は問題なし
ゆえに、ボトックス注射をした箇所にインディバトリートメントをしても
特に効果が早くなくなるとか効き目がなくなりやすいなどということはございません。
ボトックス注射後のインディバはいつからOK?
当店では、ボトックス注射の翌日からインディバトリートメントをお受けしております。
当日は諸々の影響を考えて念のためお断りしております。
ボトックス注射の前にインディバトリートメントをお受けいただくことは特に問題ございません。
効きすぎたボトックスの効果をインディバで緩和することは?
ボトックスの効果が強過ぎて 表情がうまく作れなくなってしまったり
かえって肩などがこってつらくて我慢できなくなったり、
納得いかない結果となってしまい、なんとか早くボトックスの効果をなくして欲しい、
という目的で来店される方がたまにいらっしゃいます。
ですがこれは前述のように、効き目を早くなくすということはインディバではできません。
よく言われるのが
「インディバの熱で早くボトックスを溶かしてほしい/流してほしい」
というようなことですが
適切なお顔へのインディバ施術をした場合の細胞の温度上昇は
せいぜい+1〜3°C程度、
お顔への施術時は小さめのエレクトロードでさほど高くない出力で施術をしますので
ほのかに温かみを感じる程度です。
(施術時にとても熱く感じるのだとしたら、それはあて方が悪いため
皮膚の表面上に漏れた高周波で熱を作ってしまっている状態です。
これは低温やけどまたは火傷となります。
インディバの高周波による影響ではなく人為的ミスによるものです。)
そのような温度で注射の効果に大きく影響を与えることは考えにくいです。
ボトックス注射によるつらい状態を緩和することは?
インディバでボトックスそのものの効果を変えることはできませんが
施術のしかたによって、
患部周辺の筋肉の疲労を緩和したり、むくみを解消したりなどの効果を与えることは可能です。
これにより、少し動かしやすくなった・つらさが軽減した気がするとおっしゃる方が多いです。
とりあえず1回通常コースの「フェイシャル ベーシック」もしくは「お顔の術後ピンポイントケア」の
コースでトリートメントをお受けいただき
少し様子をみてみてはいかがでしょうか。
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